柴犬とスコトーマ
聞きなれない言葉だと思うけど
「スコトーマ」って、心理的盲点って意味で、脳は自分が重要ではないと判断した情報は無意識下で遮断する仕組み。
現に今この文章を読んでいる人全員が、鼻の頭が視界に入っているはずだけど、脳がその情報を遮断して視界から消しているし、椅子に座っていたらお尻と椅子の接地面に感覚があるはず。
言われたら顕在意識に上がっちゃうから気がつくんだけど、無意識下ではちゃんと消してくれるすごい仕組み。
毎回毎回そんなことを情報にあげていたら脳がパンクしてしまうので、スコトーマによってそもそもシャットアウトしてる。人間の脳ってすごいよね。
いきなり難しい話から始まったんだけど、何が言いたいかというと
犬って世の中にたくさんいるんだなーって事。しかも多種多様な
11月の最終日曜に出店したイベントは半分わんちゃんイベント的な感じだった。
イチョウ並木が綺麗な運動公園で、テントからは行き交う人々と仲睦まじい犬たちのパレード





人の流れを見ている時間より、犬を眺めている時間のほうが多かった気がする 笑。
むしろ犬の方が多い?と錯覚するまである。笑
自分は柴犬と約8年暮らしているので、柴犬センサーがビンビンに働く。







街中でも散歩している犬は柴犬しか見ていない、というかスコトーマによって見えていない。
ほらね、そんなんだから写真は柴犬だらけ。
イベントの帰り道、改めて感じたことは、自分が見ている世界は本当に限られている世界だなってこと
もっと言えば、「こうあるべきだ!」と思っている世界が目の前に広がっているだけ。
世の中、柴犬がいっぱいいて、柴犬が可愛くて、中でも自分の柴犬が一番でって
これって、自分で「そうであるべき!」って決めつけてるだけで
実際には他にも多種多様なたくさんの犬がいたし、それぞれが家族に愛されていたし
改めて、見ようとしていない世界は見えないなーって思った。
実はこれってすごく危険なことで、決めつけは視野が狭くなるし、自営業においては致命的な感覚
もっともっと大きく、物事を抽象的に見ていかないと、幸せな働き方だったり、ゆとりを持った良い稼ぎ方だったりが見えなくなってくるかもしれないと言うこと。
すっかり葉を落としたイチョウの黄色い絨毯から時たま香る銀杏のあの匂い
まだタピオカドリンクがいけるか?とか、フレンチブル多いな!とか
不動のチワワ勢、ヨークシャーテリアのデコラレ感とか
そんなセルフトークに耳を傾けた11月最終日曜、秋晴れのイベント出店
潜在意識のよい復習日和でした。
今回の一曲は3.3億回再生の超有名曲
Jamiroquai / Virtual insanity
